音ハラスメントって知ってますか?
職場で「キーボードの音がうるさい」、「ドアを閉める音が大きい」、「独り言が大きくて仕事に集中できない」等困っている人が増えているそうです。
日常生活でも「隣人が夜に楽器の練習している」「貧乏ゆすりがうるさい」等あると思います。
そのな音ハラスメントの定義や対策について紹介します。
我が家も最近はペットのリクガメの音ハラスメントに困っています。
夜中にリクガメがごんごんゲージに体当たりする音で目が覚めたり、日中シェルターを爪でひっかくキーキー音を聞き続けたり。夜なんかはその後夢にリクガメが出てくる程です。
これもハラスメントに当たるのか考えていきたいと思います🐢
[定義]音ハラスメントとは何か。
日本ハラスメント協会によると
配慮なく、過剰な音で、周囲を不快にさせる行為
と定義付けられています。
音ハラスメントに明確な基準はない
パワハラやセクハラと違って、厚生労働省がハラスメントと見なされる基準を明示しているわけではありません。
日本ハラスメント協会代表理事の村嵜要さんは以下を述べています。
音ハラか否かを判断するには、
<1>繰り返し行われていたか
<2>長時間、長期間にわたって行われていたか
<3>業務に必要な音なのか
<4>大多数が音ハラだと同調しているか――
の四つを基準にして考えると、判断を導きやすい
我が家のリクガメの音は
<1>〇毎日繰り返されている
<2>△30分程度だが長時間にあたるのか?
<3>×リクガメとして生きていく上で必要な音
<4>〇我が家の住人2/2が同調している
→時間や期間が明確な基準がないからなんとも判断つかないですね。。
ただ、確実に当てはまるのは半分だったので音ハラではなさそうですね😨
どんな種類があるの?
以下のように多岐にわたります。
- 咳、鼻噛み
- 溜息
- 舌打ち
- 咀嚼音 (ヌーハラ🍜)
- 貧乏ゆすり
- 足音
- 大声
- 独り言
- ドアや引き出しの音
- ペンやキーボードのカチャカチャ
- 楽器
音ハラスメントで損害賠償を請求できる?
民法709条には
故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う。
e-Gov法令検索 民法709条より
被害者が健康被害や精神的ダメージを負った場合は損害賠償を請求できる可能性もあります。
ただ、それが該当することは少ないようです。。
音ハラスメントへの3つの対策方法
音に対する感じ方は人それぞれ違うため言い出しにくさがあります。
しかし、被害を感じている人にとって集中力が続かない等影響が出ており何か対策をとっていく必要がありますね。
対策1:音の原因から離れる
音を出している人がいれば、その人から遠い席に座る。
部屋を移動する等の対策が出来ます。
やはり、相手に直接言うと人間関係が崩れる原因にもなりえますからね。
対策2:音を止める
音自体を止める。
直接伝える
そもそも、音を出している人は無自覚な場合が多いです。
なので、言える場合は直接言ってやめてもらうこともできます。
しかし言いにくい場合も多いのでは?
そんな時は遠回しにに伝えましょう。
独り言が大きければそれに返事をしてみて、声の大きさを自覚してもらう。
ドアの開閉の音が大きければ少し大げさに驚いてみせる。等々
間接的に伝える
上司に相談してみたり
ハラスメントの窓口に相談し、会社に注意や指導をしてもらうというのもひとつの対処法です。
被害を感じる社員が多ければ、会社側が静音キーボードや静音マウス等を社員に支給し対策も出来ますね。
対策3:自分で防音対策する
その他の対策として自分で防音対策が出来ます。
耳栓をしたり、イヤホンで音楽を聴く。
席替えをする等です。
まとめ
最近はいろんなハラスメントが増えてきています。
そんな中の1つ「音ハラスメント」。それぞれ対策をとってストレスフリーな生活を目指しましょう。
我が家の対策として以下3つをあげます。
・リクガメと寝室を分ける
・リクガメに直接うるさいと伝える
・防音シートを壁に貼る
これで快適な生活を送れることを祈りたい。。